1974年から75年にかけて起きた、連続企業爆破事件の重要指名手配犯として、49年間逃亡していた桐島聡容疑者とみられる人物の身柄が確保されました。
現在は神奈川県内の病院に入院中ですが、入院前には定職に就いていたことが明らかになりました。
このページでは、桐島聡容疑者が務めていた勤務先や自宅について紹介していきます。
桐島聡の勤務先の工務店は藤沢市南部のどこ?
桐島聡容疑者とみられる人物は、入院前に神奈川県藤沢市南部の工務店で勤務していることが明らかになりました。
県警から連絡を受けた公安部は25日に病院に捜査員を派遣し、男から任意で事情聴取。入院前に神奈川県内の土木関連の会社で働いていたと説明したため、捜査員が会社に確認したところ、実際に長期間勤務していたことが確認された。男は職場でも偽名を使っていたとみられ、会社側は桐島容疑者の可能性がある人物とは知らなかったという。
引用元:TBS NEWS DIG
神奈川県藤沢市南部の工務店を調べてみたところ、Google地図上で複数件確認できました。
また、一部の報道で勤務先の工務店の外観が公開されました。
調査したところ、勤務先の工務店は桐島聡容疑者とみられる人物が入院していた、『湘南鎌倉総合病院』から5kmほど離れた場所にありました。
桐島聡の住み込み先の自宅はどこ?
桐島聡容疑者とみられる人物は、工務店には住み込みで約40年間勤務しており、住んでいた建物の外観については、以下のように報じられていました。
自宅にいると外から「大丈夫ですか」と声が聞こえ様子を見に行くと、路上の自動販売機近くで男がうずくまり、50代くらいの男性が声をかけていた。
男は買い物に行く途中だったといい、「うー」とうなりながら言葉を発することができないほど苦しそうな様子だった。家の場所を尋ねると近くの木造とみられる建物を指さしたが、古びており「人が住んでいるような場所ではないと思った」。2人で男の両脇を抱え、連れて行った。腕は骨と皮だけのようにやせ細っていた。
中には階段があり2階建てとみられ、1階は6畳くらいの広さだった。座る場所がないほど散らかっており、ストーブは2台あったが生活感はなかった。
外観の写真を頼りに航空写真から探してみると、外観が同じ建物を特定できました。
約40年間住み込みで勤務していたようなので、築40年以上の物件になりますね。
かなり老朽化も進み、誰も住んでいないようにも見えます。
桐島聡は保険証がないのになぜ働けたのか?
本来、定職するうえで、身元を確認するものがなければ働くことは難しいです。
しかし、桐島聡容疑者とみられる人物が勤務していた工務店には、長期間勤務していたことが明らかになっています。
恐らく個人で経営している小さい建設会社だったので、身元を確認するものがなくても勤務できたのかもしれません。
自分名義の口座などは凍結されている可能性も高いため、手渡しであれば身元がわかる心配もないのでしょう。
正式な情報がないため、あくまで推測になりますので、有力な情報が見つかり次第更新していきます。
桐島聡の偽名は内田洋(ウチダヒロシ)!バレなかったのはなぜ?
桐島聡容疑者とみられる人物は、逃走中の間は『ウチダヒロシ』の偽名で生活していたことが明らかになっています。
勤務していた工務店には約40年間住み込みで働いており、約40年は『ウチダヒロシ』を名乗り続けていたことになります。
これだけ全国に指名手配されているにも関わらず、桐島聡とバレずに逃亡できた理由として考えられるのは、手配書の人相が変わったことがあげられます。
手配書の写真は20代前半ですが、現在の年齢は70歳。
目撃者の証言では、「やせ細っていた」や「80歳近くに見えた。眼鏡をかけていた」とあり、目元の雰囲気だけでは写真と同一人物だとは思わなかったのかもしれませんね。
桐島聡が入院している病院は神奈川県鎌倉市のどこ?
桐島聡容疑者とみられる人物は、神奈川県にある『湘南鎌倉総合病院』に入院しています。
現在、末期のがんを患っており、今年に入ってから日本屈指の高度急性期病院として知られる、湘南鎌倉総合病院に入院したようです。
別の記事では、現在の桐島聡容疑者とみられる人物の顔画像や、指名手配になった事件についてをまとめた記事もありますので、気になった方はそちらもご覧ください。
まとめ
今回は49年前に起きた連続企業爆破事件の重要指名手配犯、桐島聡容疑者の勤務先について調査してみました。
現時点では情報が少なく、詳しい場所の特定には至っていません。
引き続き調査を続け、新たな情報が見つかり次第随時更新していきます。